陣痛日記 ~いざ 出産!!編~ [いざ 出産っ!!]
6/2(火)
am10:00頃~
分娩室入り
分娩台にあがるのも一苦労・・・。
おばあちゃんに 他 助産婦さん二人に赤ちゃん係。
急にスタッフが増えて 少し 緊迫感。
院長 「とにかくね Pashamakiちゃんが一番 心配なの。
しっかり 根性 持って!!」
私 「・・・・・・・・・・・・・・・」
”どんだけ ’ヘタレ’のレッテル貼られてるねん?”
私 「きた・・・ きました・・・・」 (陣痛の波のこと)
院長 「確認するよ」
私 「痛いのに・・・」
院長 「痛いときに確認したほうがいいのっ!!」
私 「んんん~ んんん~ んんん~」
院長 「のけぞったらダメ!! アゴをひいてっ!!」
院長 「もうちょっとね」
院長 「じゃあ 僕は外来の診察に行ってくるわ」
”えぇぇ~っ!! 先生 どこ行くん~?”
am10:20~
私 「フー んんん~ んんん~ んんん~」
おばあちゃん 「あら・・・ あなた 上手ねぇ いきむの上手よぉ」
私 「きたっ!! フー んんん~ んんん~ んんん~」
おばあちゃん 「上手 上手 この調子だと すぐね」
”こんなんで いいんなら 私 頑張れるっ!!”
(褒められると調子に乗るタイプなのだ)
am10:30~
おばあちゃん 「そろそろ 先生 呼ばなきゃね」
”ほんま 先生 間に合うの~?”
私 「フー んんん~ んんん~ んんん~」
おばあちゃん 「先生 まだかしら?」
”・・・・・・・・・・・・・・”
am10:45頃
院長 「Pashamakiちゃん もぉ 頭見えてるからね」
私 「フー んんん~ んんん~ んんん~」
院長 「いきむ前に 深呼吸 必ずするっ!!
赤ちゃんに酸素がいかないよっ!!」
am10:50過ぎ
私 「フーフーフー んんん~ んんん~ んんん~」
”あっ・・・・
なんか きっと 頭 (子宮口に)ひっかかってる”
院長 「Pashamakiちゃん
今から 麻酔を打つよ。 ここを切るからね。」
パチン パチン (鋏の音) 会陰切開である。
私 「先生・・・ くる・・・ きた・・・」
”先生 早く 鋏 どけて!!
ポンの頭に 鋏 ささったら どぉするんよぉ~”
私 「フーフーフー んんん~ んんん~ んんん~」
am10:54
じゅるん・・・・
”出た・・・”
拍手と”おめでとう”の言葉・・・・
「エッ エッ ・・・ィエ~ン 」
か細い産声・・・・
私 「あ・・・ ありがとうございます」
ぐったり・・・・
その後 すぐに へその緒を引っ張って切ったり 胎盤を取り出したり
両足の間から 見てしまった。
見なきゃよかった。
痛かった。
で 局部の縫合・・・
もちろん 麻酔無し。
「痛い いたぁ~い」
「動かないのっ!! これをきちんとやっとかないと 後で困るのっ!!」
「先生 足 震えてきたよ」
「運動不足!!」
「・・・・・・・・・」
”いえ あまりの痛さに震えてきてるんやけど・・・”
私 産んだら 感動して 泣くかな?って 思ってたけど
近くで 光を当てられてるポンを見ながら
あれが 私のポンか・・・・
しばらくしてから
「はい お母さんのオッパイあげてください」
はじめて 抱かせてもらい
まだ 母乳は出ないけど かたちだけオッパイをあげるしぐさをした。
すぐに 連れていかれてしまった。
ポンの体温や小さくてやわらかい感触に
”命”を感じて 涙が出た。
ポン・・・ 一生懸命生きてる・・・ ”自分の子”を産んだんやなぁ・・・
☆産まれてすぐのポン☆
pm1:30
子宮の調子が悪く 点滴を外せなかったので
また 陣痛室に・・・。
うはは
やっと 食事にありつけた♪
これだけの設備と人の援助がなければ
私は 子供を産むという 当たり前のことが出来なかったと思う。
お腹から出てきそうにも無かったし
陣痛も子宮を開くのも薬の力を借りた。
今 この時代の日本だったから 産めたのかな・・・
って考えると
心の底から ありがたいことだなぁと感じてしまう。
タグ:高齢出産
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